去年、周りから「大ちゃんはミュージカルをやると良いよ」と言われたこともあり…
「ミュージカルやりたいなー!まあ、適切なタイミングでやれる現実がやってくるか」と思い、流れが来るのをじっと待っていました。
すると、初めましての方から「10月29日に大阪でお笑いミュージカル古事記の公演があるのですが、出ませんか?」というお誘いを今年の4月にもらいました。
「せっかく出演するなら、出番が多い役が良いな…」と思い、イザナギ役を希望してオーディションを受けたら嬉しいことに合格。
東京藝術大学で大学院作曲専攻を修了し、日本各地で自作のミュージカル公演をされている代表の川村めいこさん。
国立音楽大声楽科卒業で、約30年、テノールオペラ歌手として、舞台活動を積み重ねて来られた半沢健さん。
そのお二人の元で、半沢さんがこれまで演じられていたイザナギ役を、10月29日の大阪公演で務めさせてもらえることになりました。
一気にガチの世界に仲間入りが出来て、むちゃくちゃ嬉しいし、楽しみです。ご縁とお導きに感謝です!
それで、代表から「5月16日に東京の池袋で公演があるから、さっそく歌いにきてよ」と言われたので、今日は公演に少しだけ参加して、作品の中で2曲を歌ってきました(「カミカミフーの歌」「三種の神器」)。
公演を終えて…
ぼくが巡り合った劇団はまるで「甲子園球児」だと思いました。
皆、ピュアで一生懸命。舞台から見えている表だけでなく、楽屋の裏側も知ると、愛おしくなり、むちゃくちゃ感動しました。
※ 写真はスサノオ役の白井良佳さん
上手い下手は関係なくて、有名無名は関係なくて、どれだけ一生懸命か、どれだけ心を合わせるか、どれだけ真っ直ぐなのかが、むちゃくちゃ重要。そこに感動するのですね。思い出させてもらえました。舞台袖で、自分の出番を待ちながらウルウルしていました。
初めて舞台に立ってドキドキしている人、これから突き抜けようと上を目指している人、ずっと劇団を支え続けている人、現役を引退しようと悩んでいる人、演じることがただただ好きな人、終わった後の飲み会が楽しみな人…
劇団って良いなあ、青春でした。
…
これから10月の公演に向けてイザナギ役の練習を頑張ろう!・・・と思っていましたが、どうやら8月6日に札幌公演もあるらしく、札幌にも出させてもらえることになりました。
なので、まずは8月の札幌に向けて、頂ける役に全力で取り組みます。
…
争いの時代は終わり
目覚めよう今
ひとつ屋根の下に
皆で手を繋いで
認め合い
許し合い
愛の星に住もう
古事記の神様は、最初はお互いを信じられず、喧嘩をしたり大暴れしたり引き籠もったり、まるで3歳児のよう。でも、その無邪気さ故に、ネガティブな感情も抑圧することなく吐き出してみたら、遂には「あるがまま」の自分を丸ごと認め、許し、愛することが出来るようになり、奇跡が起きるのです。
公演パンフレットより
…
【 札幌公演 】
2023年8月6日(日)
場所:豊平館
札幌市中央区中島公園1-20
【 大阪公演 】
2023年10月29日(日)
場所:高津宮
大阪市中央区高津1-1-29